バイナリーオプションのマーチンゲール法は禁止?何回まで取引できる?

マーチンゲール法の解説 勝ち方・手法

バイナリーオプションには様々な手法が存在しますが、バイナリーオプションをしている人なら「マーチンゲール法」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

マーチンゲール法とは二者択一のギャンブルでよく使われる手法です。

バイナリーオプションで使うと、分析の必要がなく高い勝率をあげられるので、いまだにマーチンゲール法を用いた必勝法がネットでは紹介されています。

そこで、バイナリーオプションにおけるマーチンゲール法について、その必要性や手法の中身について詳しく解説します。

白川
白川

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バイナリーオプションにおけるマーチンゲール法とは

マーチンゲールは18世紀のフランスで考案された、カジノのベット戦略です。

マーチンゲールとは

ペイアウト率が1対1の場合、負けたら金額を倍にして次の取引で勝ったら金額を初期の額に戻すという手法のこと。

マーチンゲール方の図解

1度勝てば、それ以前の損失をすべて取り返せるのがマーチンゲール法の特徴です。

マーチンゲール法の計算方法と必要勝率

マーチンゲール法の計算方法は非常に簡単で、最初の取引額の2倍、4倍、8倍,16倍、32倍…と単純に掛け金を2倍にしていくだけです。

よくネット上の記事では、「マーチンゲール法を使うとすぐに資金が底をついてしまう」と書かれていますが、「掛け金を2倍にしていく」と聞いただけでも、そのことが事実であるのは分かりますね。

りんごちゃん
りんごちゃん

勝てば問題ないよね?

白川
白川

そんな簡単な話ではないよ!

勝率何%ならマーチンゲール法を使っても大丈夫なのか?について考えてみましょう。

以下は、初回エントリー金額1,000円でスタートし、ペイアウト率1.88倍でマーチンゲール法を用いた結果です。

※右にスクロールできます
エントリー回数 エントリー額 ペイアウト額 賭け金の総額 勝った際の利益
初回 1,000円 1,880円 1,000円 880円
マーチン1回目 2,000円 3,760円 3,000円 760円
マーチン2回目 4,000円 7,520円 7,000円 520円
マーチン3回目 8,000円 15,040円 15,000円 40円
マーチン4回目 16,000円 30,080円 31,000円 -920円
マーチン5回目 32,000円 60,160円 63,000円 -2,840円
マーチン6回目 64,000円 120,320円 127,000円 -6,680円
マーチン7回目 128,000円 240,640円 255,000円 -14,360円
マーチン8回目 256,000円 481,280円 511,000円 -29,720円
マーチン9回目 512,000円 962,560円 1,023,000円 -60,440円
マーチン10回目 1,024,000円 1,925,120円 2,047,000円 -121,880円

見ての通り、マーチンゲール法を用いて損失を取り戻せるのは3回目までです。

りんごちゃん
りんごちゃん

たしかに4回目以降は勝てたとしても損失は大きくなっているね…

白川
白川

つまり、マーチンゲール法で損失を取り戻すなら3回目までに決着をつけなければいけません!

「勝率」という観点で考えれば、3回目まで負けても残り1回で勝てればいいので、単純計算すると「1÷4=25%」となり、勝率25%以上であればいいという話になります。

勝率だけ見るとハードルが低そうに思えますが、実際のトレードでは4回連続で負けることなんてよくあることです。

白川
白川

勝率70%を安定して叩き出していても連敗してその日の収支がマイナスで終わることも珍しくありません!

りんごちゃん
りんごちゃん

そんなに都合よく4回目に勝てないということか…

マーチンゲール法を使う場合は、「勝率25%か~」と考えるより「3回しかチャンスがない」と考えたほうがいいです。

そうすると、その3回の間に確実に勝てるポイントを見極められるだけのスキルや知識、チャンスを待てる忍耐強さが必要なことは分かりますね。

なお、バイナリーオプション取引の勝率を上げる具体策については、以下の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

関連記事:バイナリーオプションの勝率を上げる6つの方法と損益分岐点を解説

マーチンゲールに向いている人の特徴

先ほどのマーチンゲール法の説明で何となく分かったと思いますが、マーチンゲール法は簡単に使える手法ではありません。

では、どんな人ならマーチンゲール法を使っても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと、マーチンゲール法は「失ってもいい資金がある人の遊戯」と言っていいでしょう。

つまり、資金が潤沢にあって運試し的な感じでお金をかけられるような場合です。

りんごちゃん
りんごちゃん

お金持ちだけの特権か…

白川
白川

ギャンブル的にやりたい人向けとも言えるね!

バイナリーオプションでいえば、バイナリーオプションを一通り経験し、興味本位で検証する余裕がある人ということになります。

つまり、勝率が低く、経済的に余裕がない人が負けを取り戻すために使う手法ではないということです。

マーチンゲールは自動売買にも使われている

自分ではマーチンゲール法を使わないと決めていても、自動売買ツールを利用した場合に「知らないうちにマーチンゲールを使ってた!」なんてことはありえます。

ただし、多くのバイナリーオプション業者で自動売買は禁止されています。

りんごちゃん
りんごちゃん

禁止されているのにどうして使われているの?

白川
白川

マーチンはロジックが簡単なので自動売買を作る側としても作りやすいのでしょう!

表向きの宣伝文句ではマーチンゲール法のことには全然触れていなくても、実際にはマーチンゲール法でロジックが組まれており、ツールを購入して使ってみてそれが発覚して、トラブルに発展するケースもあるようです。

バイナリーオプションで本当に必要なツールについては、以下の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

関連記事:バイナリーオプションのツールは無料でOK?矢印ツールは有効?

万が一、トラブルに発展した場合、海外バイナリーオプションは日本の金融庁の認可外なので、自分で解決しなくてはいけません。

そもそも、禁止されている自動売買ツールを売っているような詐欺業者ですから、トラブルが起きても泣き寝入りすることがほとんどのようです。

マーチンゲール法を使うと口座凍結?

マーチンゲール法の禁止理由

ここでは、海外バイナリーオプション業者の中でも特に人気があるザオプションでマーチンゲール法を利用することについてお話しします。

結論から言うと、ザオプションでマーチンゲール法は使えません。

マーチンゲールはブラックボックスとみなされる

ザオプションでは、利用規約等でマーチンゲール法を用いた取引を禁止するとは明記していません。

口座利用条件に記載されている「注文」に関する禁止事項は以下の通りです。

マネジメントポリシーに反すると判断される行為。以下を含みますがそれに限定されません。

  1. マーケットの動きに対してレートの遅延やフロントランニングを狙ったと見受けられる不自然な取引
  2. システムの乱用を狙った構成の自動売買取引ツールを購入の上お取引された場合
  3. 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合やクレジットカードの乱用と判断された場合

「常習的にマーチンゲール法を用いていたところ、口座凍結された」という人は後を絶ちません。

口座契約条件の中で禁止されているブラックボックス取引の中に自動売買取引も含まれますから、その自動売買ツールがマーチンゲール法を用いたものであった可能性は高いです。

ザオプションのシステム上マーチンは使えない

ザオプションには取引の上限額があります。

具体的な上限額は次の通りです。

  • 1つのオプションにつき500万円まで
  • 1エントリーにつき20万円まで

仮に5,000円からエントリーしてマーチンゲール法を使った場合、6回エントリーしたら500万円を超えますから、実質、マーチンゲール法を使い続けることは不可能です。

【結論】マーチンゲール法を続けることは実質不可能

ハイローオーストラリアの例でご理解いただけたかと思いますが、多くのバイナリーオプション業者でマーチンゲール法は”実質的に”禁止されています。

また、多くのバイナリーオプション業者が自動売買ツールの使用を禁止しており、その自動売買ツールにマーチンゲール法が使われていることも多いです。

白川
白川

つまり、バイナリーオプション業者が自動売買ツールを禁止する本当の狙いは「マーチンゲール法の禁止」だと予想できます!

りんごちゃん
りんごちゃん

自動売買ツールを禁止するのにはそんな裏事情があったのか!

バイナリーオプション業者はトレーダーが負けることで利益を得ています。

ただ、取引は続けてもらいたいので、取引そのものができなくなるような手法は歓迎しないということなのでしょう。

マーチンが使えない理由を詳しく見ていきましょう。

莫大な資金がないと成り立たない

バイナリーオプションでマーチンゲールを使う場合、莫大な資金が必要です。

マーチンは負けるたびに倍のエントリー額に上げていく手法なので、回数が増えれば増えるほど資金が必要になります。

1,000円からスタートして10回連続で負けたとしましょう。

負け-1,000円
2連敗-2,000円
3連敗-4,000円
4連敗-8,000円
5連敗-16,000円
6連敗-32,000円
7連敗-64,000円
8連敗-128,000円
9連敗-256,000円
10連敗-512,000円

なんとトータル約102万円の損失が出る計算です。

いくら負けても問題ないと言えるほどの大富豪ならマーチンでも取引できるでしょう。ただ、一般的のトレーダーには厳しいです。

途中でマーチンを辞める判断をするケースも少なくはありません。

りんごちゃん
りんごちゃん

やめたら結局損失のままですね

白川
白川

だからマーチンゲールをすすめる人はほぼいないんだよ!

続ければ1回の勝ちで損失が回収できる手法ではありますが、現実的ではないので簡単に導入しないようにして下さい。

掛け金の上限にひっかかる

バイナリーオプションでは業者ごとに掛け金の上限があります。

1回のエントリーの掛け金の上限が設定されているので、負けが連続してしまうとマーチンができなくなることも。

業者ごとの最大掛け金を見て下さい。

ザオプション200,000円
ファイブスターズマーケッツ100,000円
ゼントレーダー100,000円
Bi-Winning200,000円

大金を持っていても、上限に達してしまうとマーチンの継続は不可能です。

バイナリーオプション業者ごとのシステムで決まっていることなので、トレーダーが対策できるものではありません。

自己責任でマーチンを実行するという人は、掛け金上限を必ず確認して下さい。

資金・メンタルの管理が難しい

バイナリーオプションでは資金管理・メンタル管理は重要です。

でも、マーチンゲールを使ってしまうと資金管理がしにくい・メンタルにも影響を受けやすいデメリットがあります。

感情的になって冷静にエントリーできない人も出てくるでしょう。

エントリー金額を倍にしていく手法なので、負け回数が増えていくほどにメンタルが揺さぶられる人が多いです。

まとめ

バイナリーオプションにおける「マーチンゲール法」について解説しましたが、いかがだったでしょうか?

取引手法としてもバイナリーオプション業者の利用規約の観点からも、マーチンゲール法はおすすめしません。

もし使ってみたいと思う場合は、メンタル的にも金銭的にも余裕がある時に「3回まで」と決めて挑みましょう。

間違っても、負けを取り戻すためにマーチンゲール法を絶対にやめてください。

白川
白川

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